不動産営業社員のあるあるネタ・・？をひとつ。

『ネットに出て無い、お得な物件があるんちゃうの？』

『あの物件考えてるんやけど、あんたに頼んだら値切って来てくれるんやろぉ？』

『私ら知り合い言うことで、手数料ナシって言うことでええやん？』などなど・・。実は‘‘知り合いから物件探しを依頼される営業マン”は意外といます。

「営業成績につながる」と喜ぶ営業マンもいますが、「正直困るなぁ」と感じる営業マンも少なくありません。

私も駆け出しの頃は安易に『よっしゃ、ましとき！』ってな感じの時期がありました。経験したからわかるのですが、本当に神経擦り減ります。

事務的作業が出来ないのです。知り合いだと言うゾーンから入って来てますので、相手は何でもあり的な感じになってしまうのです。

当時、飲食店を経営している知り合いが良く言うてました。

『飲食業は特に、絶対に地元で店開いたらあかんよ。』って。

別の業界ですが、当時の私も何となくわかった気がしました。

「知り合いやねんから、ええようにしといててね・・？」などと、無理難題をふっかけられるケースもあるんです。

本音は・・私もあなたと同じ『サラリーマン』ですからぁぁぁ・・。

サラリーマンが会社のルール無視して、勝手な事できないでしょ！って思わず言った時もあったように思います。

まして、その『ええように』が出来なかったら、友人なら友達関係にヒビが入ります。兄弟姉妹なら百歩譲って『もう～、しゃぁないなぁ！』、最悪は『ほんま、使えんわ・・！？』なんて言われ方をした営業マンも知ってます。

一生に一度有るか無いかの大きな買い物が『不動産』ですよね。

ちょっとでも安く『ええように』買いたい気持ちはわかります。

まずは、相手にしっかり仕事をしてもらってその対価をお決めになられる事をお勧めします。それこそが私どもの『成功報酬』制度ですから。

ちなみに私はこの２０年以上、知り合いからの相談はお受けしましたが、取引に関わる事はすべて丁重にお断りしてきました。

それでなくても普段から神経擦り減らす仕事ですから・・。

writer：Kitamura