News 不動産投資は素人でも儲かるのかを少し考えました。
今は、ある種の「不動産投資」ブームで、市場にはセミプロの大家さんがたくさんいます。
なにしろ、現在は不動産投資が一種のブームになっていて、書店に行けば「不動産投資」の本がたくさん平積みされていますし、不動産業界も「地価上昇」のニュースに踊らされているのではと思えるくらいです。
考えてもみてください。もしも不動産投資がそれほどまでに儲かるものであるならば、なぜ不動産のプロフェッショナルである全ての不動産屋さんは、自ら不動産を購入してアパート経営を始めないのでしょうか?
答えは簡単です。
不動産投資(アパート経営)は、手間がかかって、リスクが大きく、堅実なビジネスではないからです。それよりも、お客様に対して「不動産投資」を勧めて、仲介手数料で収益を上げるほうが、よほど確実に儲けることができるからです。
一般の方は、不動産屋は全て「不動産投資」をしていると思っている人がいるかもしれませんが、真逆です。ほとんどの不動産屋は、自らお金を出して不動産の購入なんかしません。街の不動産屋の仕事の大半は、仲介業と呼ばれる、一種の情報ビジネスです。不動産を買いたい、あるいは借りたいお客様と、売りたい、あるいは貸したいお客様とをつなげて、仲介手数料をいただくのが不動産屋の主なビジネスです。特に売買を行う不動産屋は、プロフェッショナルな目利きで、掘り出し物を購入して、リフォームなどを施してから売却することで利益を上げることもあります。なかには、土地を購入して、マンションや分譲住宅を建設し、自ら販売するようなビジネスを手掛ける不動産屋もありますが、こうなると不動産屋というよりはデベロッパー(開発業者)の領域に入ってくるでしょう。
但し中には投資目的で、アパートやマンション経営をメインでしている不動産会社もございますが、時期を見計らって売却に転じるケースが結構ございます。イメージしてください・・・オレンジやレモンをしぼった後、さらに果汁(利益)が出ると思いますか。
ところで不動産投資は儲かると聞いたのですが、また周りの知り合いがオーナー業で儲けているということですが本当なのか真偽が知りたい・・。という質問も頂きましたが、隣の芝生は青々と見えるのでしょうね。
儲かるか儲からないか・・不動産投資は、株式投資や事業投資と同じようには儲かりません。 株式投資や事業投資は、短期的な投資で儲けることができる一方で、不動産投資は中長期的な投資となるためです。 不動産投資は、株式投資や事業投資と比較すると、リターンが小さい傾向にあります。
不動産投資は、家賃収入と売却益の両方を得ることが可能であり、他の投資商品と比較すると値動きが小さく、長期で物件を所有することで安定的に収益を上げることが可能です。
②怪しい不動産業者にあたってしまう
③家族に内緒で始めてしまう(これ、最悪です)
④新築ワンルームを買ってしまう
⑤十分な資金も無いのに不動産投資に挑戦してしまう
特に、個人信用だけでフルローン借り入れを起こすと大変な事になるケースもあります。例えは沢山ございますので、当社のスタッフにご質問頂いても結構でしょう。