News 団体生命保険って何ですか・・?
私たちは念願のマイホームを購入するとき、ほとんどの場合、住宅ローンを借り入れます。その際に住宅ローンの借り入れの条件として加入することが多いのが団体信用生命保険です。
団体信用生命保険は、住宅ローンの契約者が返済中に亡くなってしまったり、高度障害状態になってしまったりしたときに、ローンの残額を肩代わりしてもらえる住宅ローン専用の保険のこと。
ローン契約者に万が一のことが起こっても、残された家族が住宅ローンの返済で経済的に困らないようにするための生命保険の一種だと言えます。
しかし、団体信用生命保険には、いくつか注意しないといけないポイントがあることはご存知でしょうか。
●通常の団体信用生命保険
通常の団信保険は無料です。その場合は保険料として金利が上乗せされるようなことはありません。
●三大疾病特約付団体信用生命保険
金融機関によっても違いはありますが、金利の上乗せとしては、おおよそ年0.25%程度のものが多いようです。注意したいのは、支払い条件の三大疾病それぞれで「所定の状態」が異なる点でしょう。商品によっても違いがあるので、その点はあらかじめしっかり確認しておきましょう。
●八大疾病特約付団体信用生命保険
ローン契約者が死亡・高度障害状態になったときに加えて、「八大疾病で所定の状態」になったときにも、残された住宅ローンが完済される仕組みです。
団体信用生命保険とは、住宅ローン契約者が死亡・高度障害状態になったときに、残りのローンを肩代わりしてくれる住宅ローン専用の生命保険です。略して「団信」と言われたりしています。
住宅ローンは、10年、20年、30年など長期間にわたって返済していくものですが、その間にローン契約者(主に収入の担い手)に万が一のことが起こってしまったら残された家族はどうなるでしょうか。
家族の手には住宅ローンという大きな借金が残ってしまいます。もしも家族に住宅ローンを払い続けていく経済的な余裕がなければ、せっかく苦労して購入したマイホームを手放し、そのお金をもとに借金を返済していくことになるかもしれません。
そのような事態を避けるための保険が団体信用生命保険です。